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次のどれかに、身に覚えがある人:
1)学習性無力感:なにをやっても意味が無い。ムダ
2)学習性無能感:自分の能力に限界を感じている
3)学習性問題解決能力欠乏感:どうせ自分にはできない
4)学習性夢欠乏症:かなわない夢なんて持ってもムダ
5)学習性幸せ拒絶反応:どうせ幸せになれない
どれか1つでも当てはまるのなら読んでみたら面白いかもしれません。
ちなみにわたしは1)と2)と3)が当てはまっていたので、この本を手に取ってみました。
残りの4)と5)はあまり当てはまりませんでした。劣等感は感じていても、ベランダで植物を育てながら美味しいもの食べて、好きなアニメを見ていたら、そこそこ幸せです。夢は田舎で、家族・友人・生き物に囲まれたおばあちゃんになること。恋人の1人もいないので、将来ぼっちかもしれませんが・・・
ちょうど仕事で、「期待されるほどの能力は無いし、どうせ自分にはできないだろうから作業員でいたい」とずっと思っていたのです。けれど、一生このままこの考えだと、なんだか損をした気分なので打開策が欲しかったタイミングでした。
仕事で必要な本を図書館ネットワークで探していた時に見つけて借りました。
講義1 人間万能仮説
手短に省略すると、「あなたはすばらしい!ポテンシャルがある!」です。
講義2 自分の心の特徴を知る。
濃密で情報満載な章です。
本章の中でURL付で紹介していたツールです。
さっそくやってみました。
ツールの特徴:
● VIA-ISは24種類ある『強み』のうち、あなたに確答する強みを発掘してくれます。
● テスト・テスト結果は無料。ただし、コメントや注釈は有料です。
● ログインする必要がありますので、アカウントを作成します。
気になった方はやってみてください↓
ここで申し上げたいことは「性格だからしかたない」ではなく、「そういう特徴があるなら、それは変化のきっかけだ」
p.83 前野隆司, 無意識の力を伸ばす8つの講義
本章では平たく言えば、『自分らしさ』を見つけるステップなんだと解釈しました。
自分らしさを見つける・把握するのは難しいと思います。
23歳くらいの頃でしょうか。
化粧品売買のバイトをしていたのですが、営業についてチームで研修を受けました。
その時コーチ兼リーダーが、
「自分らしさを出して営業をするのよ。お客は商品よりあなた自身を見ています」
と言っていて、その通りだと思う反面、いつもいつも人前では協調しようと我慢して生きてきたのに、人前での自分らしさって何?となりました。
この講義2では、その『自分らしさ』を見つける手助けになるかもしれません。
ひと言: 横浜のインターナショナルスクールでは、VIA-IS性格診断テストを実施しているそうです。 名門学校にも信頼されているのですね。
講義3 無意識のポテンシャルを知る 幸せの4つのタイプ分析
幸せの4つの因子とは:
この4つでレジリエンス(折れにくい心)を構成します。
講義4 自分も他人も変わる受容力
自己受容: 自分の欠点を受け止められるか
他者受容: 他人の欠点を受け止められるか
自分の欠点を受け止められない人は、他人の欠点もつい目について不快(不幸)な気分になります。
逆に、自分の、他人の欠点をありのままとして受け止められると、幸福度が上がるというものです。
本書内で好きな言葉:
偽善も積もれば善となる
前野隆司, 無意識の力を伸ばす8つの講義, レッスン8(学生の考案)
その通りだな、と思いました。
実際、子供時代は自分が善と判断したのではなく、他者に教えられtたモラルを基準に徐々に”常識”的な善悪が培われるので、それは大人になっても自分で自分を教育するという名目でしっくりきました。
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