年末年始、暇つぶしに読んでいたら、表紙を見た従弟に『お金をかけずに~』のくだりで笑われました。笑
読んだ理由
今よりさらにお金をかけずに楽しく暮らせるコツが乗っていれば上場。
けれどもメインの理由は、日本人作家が『フランス流~』と謳っている手前、「どれどれ日本人がフランス人をどんな風に語るのかな?」と思ったからです。(わたしはハーフフランス人)
わたしって嫌味な読者だな~ 笑
こんな人にオススメ☆
● フランスに興味がある人
● お金をかけない幸せに興味がある人
● これからの生き方を形成中の若い人達(10代~30代?)
著者(吉村葉子)はこんな人
1952年神奈川県藤沢市生まれ。立教大学経済学部卒業。20年間のパリ在住中、フランスおよびヨーロッパ全域の取材、執筆を続ける。
下記はブックスキャンに載っている吉村葉子さんのインタビューの言葉です。彼女の人柄が垣間見えます。
吉村葉子氏: たまたまフランスに長居したから書いているだけで、根っからのフランス派じゃないんです。第二外国語も仏語じゃない。大学では、ドイツ語の教科書の方が薄かったからという理由でドイツ語を選びました(笑)。
https://www.bookscan.co.jp/interviewarticle/373/all#:~:text=%E5%90%89%E6%9D%91%E8%91%89%E5%AD%90%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AF%E3%80%8120,%E3%81%AB%E7%99%BA%E8%A1%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
ちょっと感じたこと
著者が『生活』や『暮らし方』、『暮らしの中の哲学』について綴ったエッセイ集を読むのはこれが初めてではないのですが、つくづく思うことがあります。
それは、これらの本を出版する著者の方々みんな、そもそもの生活水準が高いのです。
人生、お金がすべてではありませんが、すべてにお金が必要です。
または、本当に生活資金が不足していても、時間がたんまりある方の本も見かけますね。
時は金なり。
今世、大多数の若い働き盛りの人達20代・30代は時間もない・お金もないのです。
なにが言いたいかと言うと、あまり本書に期待しない方が良いということです。
けれど、軽い読書としてはオススメです。なかなか楽しめましたし、自分の知らないフランスの一部を学べました。
フランスに興味のある方にもオススメです。本書で学べることがあると思います。
印象に残ったところ
実は完読してから早、1ヵ月経っていますが、未だに覚えているシーンがあります。
バゲット(フランスパン)を買うためにパン屋で長時間待ちます。
本書の他の部分はもう、細かいところはほとんど忘れてしましました。。
まとめ
本書のタイトルで協調するほど”生活の知恵”的な情報はありませんでした。
けれども、軽い読書としてはオススメでしたし、フランスに興味のある方にも学べることはあると思います。
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