宮本常一「山に生きる」

日本の山の道について、戦前の民族学教授(みやもと つねいち)がフィールドワーク通してエッセイとしてまとめたもの。

歴史書にも、地図にも載っていない、山野道について本人の知識と経験で分かりやすいく解説しています。

塩の道

内地で暮らすのであれば、必ず必要な栄養素に塩。

サンカの道

サンカってなに?と思っていたのでちょうどよい項目!

サンカとは、狩猟で生計を立てていた人達のなかで、狩猟よりも革製品などの加工を主に糧としていた人達が”独立”した人達。(「独立」といったら齟齬がありますが)

この本を手に取ったいきさつ

本屋兼シェアオフィスのような場所の図書コーナーで見つけました。

もともと山が好きなのと、当時、仕事で歴史・文化的価値のある山の景観に関わる業務に関わっていたのも相まって自然と手に取りました。

売り物でもなく、貸出もしていないので、(持ち帰ったところで最近のわたしは、家ではお勉強モードに入らないので)、オフィスで飛ばし読みしました。

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